01これまでのお打ち合わせ
2回にわたりお時間をいただきました。初回でお伺いした課題を、2回目のAI勉強会で社内のみなさまにも共有いただいた流れです。
02伺った御社の状況
医療機器と消耗品を扱う商社さま。SPD事業(院内物流受託)もお持ちで、消耗品は安定供給のため自社在庫も保有。売上は概ね「医療機械 : 消耗品 = 半々」とお伺いしました。
振り分けも、PDFの名前つけも、プレビューを見ながら一件一件、人力。
一件は大したことなくても、それが毎日何百件もある。
現行システム
販売管理:ネクシス社「セーブDL」(オンプレ型/商品マスターあり)
見積:十数年前に外注が作成したExcelベースの見積ソフト(販売管理とは未連携)
受信物処理:振り分け・命名はすべて人力
お困りの4点
① FAX/メール受信物の振り分け・命名が全手作業(数百件/日)
② 見積作成の手間。昨今の価格改定が非常に多く負荷増
③ 仕入先見積 → 自社見積の転記。商品名は販売管理マスターから統一したい
④ データが分析目的で残っておらず、売れ筋分析ができない
03特にご関心をお持ちいただいたテーマ
お打ち合わせのなかで、特に手応えのあった3つのテーマです。いずれも既存システムはそのまま、間にAIを挟んでつなぐアプローチで実現できます。
① 受信 → 振り分け → 見積
受信物をAIがフォルダ振り分け・PDF自動命名し、仕入先の表記もマスター品名に統一、価格改定は最新単価を自動反映して見積を8割自動作成。①②③をまとめて解消。
② 在庫・商品情報を音声照会
オンプレの販売管理に中間AIを立て、「この商品の在庫は?」を話しかけるだけで回答。内勤への電話や画面確認が不要に。
04いちばんの入口:FAX/メール受信物の処理
最も工数がかかり、かつ難易度が低く「すぐ効果が出る」入口です。まずここで“楽になった”を体感いただくのが、社内展開の近道と考えています。
Before(現在)
- 受信物をプレビューで1件ずつ目視確認
- 用途(請求書/案内/見積…)を人が判断して振り分け
- PDFの名前も手入力
- Excel見積ソフトへ手作業で転記
- 数百件/日 × 毎日 → 属人化・抜け漏れ
After(導入後)
- 受信をトリガーにAIが中身を自動判別
- 既存フォルダへ自動振り分け
- 内容に基づきPDF名を自動セット
- 商品マスター参照で見積を8割自動作成
- 人は最後の確認だけ/誰がやっても同じ品質
※ どのシステムがどこを担当するか(セーブDL/Excel見積)を要件定義で確認のうえ、既存システムを置き換えず「間をつなぐ」形で構築します。当日お見せしたデモ画面は別途メールにてお送りします。
05ご紹介した事例(御社に近いもの)
いずれも「既存システムはそのまま、間にAIを挟む」考え方で構築した納品実績です。
| 事例 | 内容 | 御社への当てはめ |
|---|---|---|
| 建設会社 見積・発注 |
既存の原価管理ソフトはそのままに、そのデータをもとに見積書・発注書を自動作成 | セーブDL・Excel見積を活かして、FAX→見積の自動化に直結 |
| 各種基幹システム データ照会 |
基幹システムに中間AI(MCP)を立て、「営業所別の新規は?」等を自然言語で照会・レポート化 | オンプレ販売管理の在庫・売れ筋を音声/チャットで照会 |
| 会計freee 連携 見積生成 |
「この案件で見積を」と話しかけるだけで見積書が自動生成 | 見積作成そのもののAI自動化の裏付け |
| 受信物の自動仕分け FAX/PDF |
FAXをスキャン→特定フォルダへ自動振り分け、中身を読み取りPDF名を自動セット | まさに御社の“入口”の課題そのもの(難易度低・即効) |